Monthly Archives: 11月 2020

黒滝村・天川村で運用を行いました

午後から所用があったため、早めに出発して黒滝村で移動運用を行いました。7MHzFT8、モービルホイップ+7w出力のお手軽運用です。この場所は山に囲まれ見通し距離はほぼこの駐車場だけという立地条件ですが、コンデションにも助けられそれなりに楽しむ事が出来ました。
黒滝村の楽しみは運用後のコンニャクです。コリコリの歯ごたえとピリ辛の味付け、このあたりは豆腐やコンニャクの販売店が多いのですがここのコンニャクは格別です。草餅も頂きました。

所用の後、天川村でも移動運用を行いました。標高を求めてちょっと走ったものの開けた駐車スペースが見当たらず、林道のような県道脇の退避スペースでの運用でした。木は多いですが、地図によると稜線沿いのはずで周りはそれなりに開けているはず・・・それなりには楽しませて頂けました。

この日は私の誕生日、帰宅後は家族からお祝いをしていただけました。

11/7~11/16移動運用結果報告

JIA27-106沼島は中止しました

淡路島の離島JIA27-106沼島で担ぎ込み運用を行う予定でしたが、淡路島で雨がやむのを待ってから上陸したものの、持ち込んだアンテナのSWRが思うように落ちずまともな電波が出せない状態だったので運用は潔く中止し、ただただGotoキャンペーンを使って美味しいものを食べる宿泊になりました。同じく担ぎ込み予定だったJIA37-102伊島や以降の離島運用も取りやめました。美味しい物を食べて幸せになれたから、ま、いっか。

その後の運用

翌朝、そそくさと淡路島に戻りテストを兼ねて駐車場で別のアンテナを使い運用を行ったところ、無線機は問題ないようでどうやら担ぎ込みで持ち込んだアンテナ・アースに問題があったようです。せっかくなので地図とにらめっこしながら車で行ける運用地を決め、念のため寝袋も持ってきてたので道の駅で車中泊をとり・・・を延々繰り返して行き当たりばったりの無線旅行が続きました。特にテーマがあったわけではないのですが、前半は四国の村巡り、架橋島の離島を挟んで後半は島根・鳥取西部の山間部の町村を中心に巡ってみました。何せ行き当たりばったりなので運用地の選定もいいかげんなもんだったのですが、駐車スペースのある休憩所を中心に選定していたので見晴らしが多い場所が多く、気持ちのいい旅となりました。
アマチュア無線の運用としては全てIC-705によるFT8で、日中は7MHz、夜は3.5MHzで行いました。アンテナはいつものマグネットベース+ペッタンアースを使ったモービルホイップで出力は5w~7wです。FT8だと送受が15秒ごとの交互とのんびりペースですので、私のようなスタイルにはピッタリだったと思います。
運用地33ヶ所、総交信数は1350QSOとなりました。多くの方にお声がけ頂き、ありがとうございました。また、ずっとワッチして下さって一日に何度も呼んで頂いた方、クラスタにアップして下さった方、運用地のタイプミスを教えて下さった方など、多くのサポートも頂きました。本当にありがとうございました。

運用日JIA島名JCC市町村
2020/11/727-101淡路島2727兵庫県淡路市
2020/11/827-101淡路島2725兵庫県南あわじ市
2020/11/8  37008A徳島県佐那河内村
2020/11/8  37004G徳島県海部郡美波町
2020/11/9  39002E高知県安芸郡北川村
2020/11/9  39002A高知県安芸郡馬路村
2020/11/9  39002F高知県安芸郡芸西村
2020/11/9  39005D高知県土佐郡土佐町
2020/11/10  39005C高知県土佐郡大川村
2020/11/10  39004I高知県高岡郡日高村
2020/11/10  39007C高知県幡多郡三原村
2020/11/1138-115大島3802愛媛県今治市
2020/11/1138-125大三島3802愛媛県今治市
2020/11/1135-111生口島3505広島県尾道市
2020/11/1135-131高根島3505広島県尾道市
2020/11/1135-109因島3505広島県尾道市
2020/11/1135-108向島3505広島県尾道市
2020/11/1135-133田島3508広島県福山市
2020/11/1135-137横島3508広島県福山市
2020/11/1135-116倉橋島3502広島県呉市
2020/11/1235-117鹿島3502広島県呉市
2020/11/1235-115江田島3516 広島県江田島市
2020/11/1235-121沖野島3516 広島県江田島市
2020/11/1232-106瀬戸ヶ島3202島根県浜田市
2020/11/13  32004C島根県邑智郡川本町
2020/11/13  32004H島根県邑智郡美郷町
2020/11/13  32003F島根県飯石郡飯南町
2020/11/13  32012C島根県仁多郡奥出雲町
2020/11/14  34005B鳥取県日野郡日南町
2020/11/14  34005C鳥取県日野郡日野町
2020/11/14  34003I鳥取県西伯郡南部町
2020/11/1432-101大根島3201島根県松江市
2020/11/16  34003C鳥取県西伯郡日吉津村

(中止)JQ3BTU JIA移動運用情報

まとまった休みが取れたので、何故か家族に勧められて1人で放浪の旅に出掛ける事にしました。「GoToを使え」などと言うこれまた妙な指令?により、初日の土日は以前から気になっていた淡路島の離島、沼島に行ってきます。担ぎ込みで車が無く、またテントの持ち合わせも無いため、移動運用としては雨天中止します。今のところ土曜は雨の予報なので日曜だけになりそうです下記追記。7MHzFT8が中心ですが、コンデションによっては他のバンドにQSYもあるかも知れません。一応、1.9MHz~430MHzのモービルホイップを持ち込みます。

以降の予定は未定ですが、気が変わらなければ徳島県の離島の伊島には行こうかと考えています。これも担ぎ込みになるので雨天中止。それ以降は何も考えていません。帰宅するかも知れないし、全く違うところに出没するかも知れません。

11/6追記 沼島滞在中はずっと雨の予報のようです。それじゃ面白くないので、少しでもQRV出来るよう努力してみます。小雨なら短時間でなんとか…大雨なら旅館の部屋からなんとか…。

11/7追記 機材不調により、担ぎこみ運用は中止しました。以後の予定は本島(淡路島)に戻って機材チェックの結果で決めます。

島名JIAコード市町村JCC運用時間(滞在時間)運用の可能性がある時間帯(天候により流動的)
沼島27-106兵庫県南あわじ市272511/7 15:00-11/8 15:00
伊島37-102徳島県阿南市370411/9 10:00-15:00

移動運用専用バッグ IC-705+三脚Ver2

以前書いた移動運用専用バッグIC-705+三脚を使って厳島に担ぎ込んだのですが、問題点がいくつか。

  • ショルダーバッグとしては重くて肩が痛い
  • パソコンが別のカバンになって持ちにくい=両方肩に掛けると肩がすごく痛い
  • とにかく重くて、長距離歩けない

要は担ぎ込みには向いてませんでした。そこでAmazonでリュック型の激安カメラバッグを入手してみました。

さすがカメラバッグ、内部はソフトな素材で出来ていて好きな形に分割できるのでいい感じに収納できます。一番下がモバイルバッテリ、右側は縦長にアンテナ、中央にIC-705、その他ケーブルやマウスがきれいに収納できて設営も素早く出来ます。バッグそのものは防水ではありませんが、バッグ用の雨合羽もついていたので、取り出しやすい位置=IC-705の上に収納しました。
写真には撮りませんでしたが、背中側にノートパソコンを収納、蓋の部分はポケットがいくつかついていて変換コネクタなどを収納できます。もちろんカメラバッグですので、外側に三脚も取り付けられます。三脚の代わりにアンテナでもいいでしょう。

背負った感じもよく、ソフトにフィットするので軽く感じます。ずり落ち防止の胸ベルト、腰で支えるための腰ベルトもついてるので重くても歩行はかなり楽です。

手持ちの三脚はコンパクトとは言え一眼レフ用でずっしり重かったので、バーチャルハムフェスでSOTAの方が推薦していたライト用の軽くスマートなものをさっそく購入してみました(写真左が一眼レフ用、右がライト用)。コレは軽い!移動運用セットを1kg以上計量化することが出来ました。元の10kgと9kgでは雲泥の差で、持てるし歩けるけど長時間歩けるかちょっと心配だったのですが、これならどこまでも歩けそうな気がします。
その昔、10w出力のFT-609mk2のために鉛蓄電池を担ぎ上げてたことを考えたらまさに天国です。何せ鉛蓄電池だけで10kgですから。

モバイルバッテリの充放電テスト

ブログまとめ記事でIC-705での実使用を模してモバイルバッテリの耐久力テストを実施しましたが、その後USB関係の試験を行える簡易的な測定器を入手したので、今回は着眼点を変えてモバイルバッテリの充放電テストを行いました。対象は私が使用しているコレで、公称値容量26,800mAh/96.48Whとお考え下さい。

まずは充電テストから。測定器をリセットしてから、USB PDの充電器で充電開始します。この測定器、USBを流れる電圧・電流を表示するだけでなく、積算のWhまで表示してくれます。これは電圧・電流はどんどん変化して手計算で積算出来ないので嬉しい。

結果、106Whで充電完了。公称値96.48Whですので意外とロスが少ない気がしました。これで公称値と実容量の差がないことが証明されました。中華モバイルバッテリは時々実容量がダメダメな物も存在するようなのでちょっと安心。

本題の放電テスト。無線機を使って実際に送受を繰り返して放電したいところですが、今回は純粋に実容量を知りたかっただけなので手抜きしてノートパソコンで延々YOUTUBEを再生して放電しました。

結果、85Whでした。公称値96.48Whですのでこれも意外とロスが少ない気がしました。以前のIC-705をつかった耐久実験で実容量=公称値×0.9と算出していたのはほぼ正解だったようです。

大容量モバイルバッテリの中身はほぼ同じようなセル+同じような回路のようですので、よっぽどの偽装品をつかまない限りは公称値から使用可能時間を計算して問題なさそうです。