川上村で運用を行いました

休日出勤の代休が取れたので、川上村に移動運用に出掛けました。天気予報では午後から雨だと言う事で早めに出掛け標高980mの伯母峰でセッティングを行いましたが、予想に反して7時から大雨でした。「1年に400日雨が降る」と言われている大台ヶ原ですから、まぁそれも仕方ないか・・・。雨が降ると落石等が危険な場所ですので、早々に撤収して別の展望台に移動しました。標高980m→350mと随分低くなりましたが、安全には替えられません。低いと言えども展望台、眺めはなかなかです。

相変わらずのお手軽スタイル。運用地変更も、モービルホイップを外して移動し、また立てるだけです。平日なので展望台を独り占め出来たのですが、それでも占有スペースは車一台分、エンジンも停止しての静かな運用は気持ちがいいです。雨で窓が開けられないのが残念ですが・・・。

運用を終えた頃には雨がやんだので、ちょっと散策しました。この場所はダムを建築した際に大規模な地割れが起こり、住めなくなった住人が移転を余儀なくされた廃村跡の地滑り対策後の公園になります。お城のような石垣が多く残されているのは急斜面に斜面に住んでいた方々のお宅の擁壁、所々には家があった痕跡もあります。神社跡もあり、ダム建設のために故郷を失った方々の悔しさがこの地に残されているようで、ちょっと複雑な気分になりました。

運用と散策を終えての帰路、道路上に石が・・・恐い恐い。こんなのが直撃したら溜まりません。また引っかけてパンクでもしたら嫌なので、慎重に、且つそそくさと通り抜けました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。