昨夕、一念発起して自宅ベランダに、50/144/430MHzのモービルホイップを仮設してみました。っと言っても、ノンラジアルとして動作するのは144/430MHzのみですから、実際に使えるのは144/430Mhzのみです。手持ちのモービルホイップの都合で、こうなってしまいました。
自室のすぐ横がベランダですが、ベランダには屋根が掛かっているのでアンテナ用のポールが立てられない。仕方がないので、車載していたタモ網の伸縮棒の先端に、急遽作った基台を取り付け、屋根を避けるようにモービルホイップを斜めに立てる感じに仮設しました。「仮設」ですが、しばらく使えるように同軸ケーブルはきれいに処理して自室に引き込みました。
144/430Mhzとも、PHONE用にアンテナを立てるのは初めてです。随分前に実家にいた頃は、PHONE用に7/21MHzのダイポールと50MHzの5/8λ×2段GPを立てておりました。が、144Mhzはアンテナはなく、430MHzはパケット通信用のみです。430MHzは5/8λ多段GP(何段か忘れた、昔ウエダ無線で売ってた黄色いヤツ)、15eleウェーブハンタ、モービルホイップを立てておりましたが、全てパケット通信用でした。昔住んでいた近郊住宅街では、144/430MHzはバンド中が違法局に占領されていて使い物にならなかったこと、144Mhzは独特な雰囲気で入り込めず、50MHzはマナーのよい先輩方がたくさんいて、50Mhzだけで充分楽しめたからです。
ところが現在では、50MHzは閑古鳥、144/430MHzは違法局がいなくなって使いやすくなったため、430MHzのFMでは真面目な移動局との交信が楽しめるようです。そんな訳で、とりあえず7~430MHzのオールバンドが出られるようにアンテナを整備、どの程度の範囲と交信出来るかを試してみたくなった次第です。
早速、ご近所のJE3KXBさん、JF3LCHさんからお声が掛かって交信成立出来ました。JF3LCHさんはハンディ機では全く受信が出来なかったので一応の効果はあったようです。