島巡りその1、本島(JIA:36-103)

8/21の早朝に、今夏の島巡りの1島目となる香川県丸亀市の本島(ほんじま)に渡りました。今回の旅は家族連れですので、いつものひとり遊び用のジムニーでなく、ファミリー用のヴェルファイアです。なかなかヴェルファイアで遠出をする機会がなかったので、子供達のテンションも高めです。

本島に上陸後、すぐに島を一周し、誰もいない海水浴場を発見。そそくさと片側給電の短縮チェップアンテナを設営し、運用開始しました。その間に、子供達は海遊び。海がない奈良県の彼女らには海は珍しいので、最初は怖々だったようですが、徐々に慣れて随分楽しんだようです。私も無線局運用を始めて、多くの方と連続して交信を楽しみました。コンデションが少し落ちて、そろそろ休憩を・・・と考え出した頃に「ガラガラガッシャーン!」短縮チェップのポールに使っていたタモ網の柄が折れて給電部が落下しておりました。ショック・・・そのまま撤収して、島内を観光し、前夜からの運転疲れもあったので民宿に早めにチェックインして爆睡しました。この島で宿泊の民宿は、漁師の住む家です。

夕方に起き出したのですが、新たにアンテナを設営するのも気が進まなかったので、得意のマグネット基台+モービルホイップ+ぺったんアースで少し運用しました。

食事の用意が出来たので中断、魚づくしの超豪華な漁師飯に絶句・・・ですが、子供達は唖然としていました。おいしい魚とお酒を頂いた後、夜の部に突入・・・のつもりが、発電機がウンともスンとも言わず。島ではどうすることも出来ず、諦めて念のために持参したバッテリでの運用となりました。バッテリは最近新調したためある程度運用出来ますが、AC電源からの充電器しか持参していないため、大幅な運用時間の短縮を余儀なくされそうです。

色々なトラブルで交信数の目標(300)にはほど遠く、「これでは運用を待っている多くの方に申し訳ない・・・」っと翌朝、早めに起き出して、朝食を挟んで船の出発ギリギリまで運用を続け、本島を後にしました。

本島(JIA:36-103)での交信局数、7MHz 201 / 3.5MHz 1 / 合計 202

激安白紙カード到着

アマチュア無線で交信した際に交換するQSLカード(交信証)、ハガキサイズで交信内容を記載して送るのですが、貰った人に喜んで貰えるように裏には写真などをデザインしている方が多くいます。私も普段は、印刷屋さんにお願いして、庭の花の写真をカードにしたり、島に出掛けた際には島の写真をカードにしています。

でも最近では自宅のプリンタでもきれいに印刷出来るので、印刷屋さんに出さずに自分で作ってしまう方も多くいます。印刷屋さんにお願いすると、1000枚単位になってしまいますが、自宅で印刷すれば少しずつでも印刷出来るしデザインの自由度も高くなるのがメリットです。丁度、最近の年賀状の傾向みたいな感じですね。そこで私も、先日の島巡りでは、島ごとにカードデザインを変えて、自分で印刷してみました。6島全てで交信して頂いた方には、6種類のデザインを楽しんで頂けるかな・・・

使用するのがハガキサイズの両面白紙の印刷用紙なのですが、これ、意外とお店では売ってないし高いんです。市販品の多くは、上下に郵便番号の枠と、切手を貼る位置の枠があってそれが邪魔になってしまうんです。あと、よく見かける30枚程度でパックされている品は1枚あたり10円~20円程度なので、インク代を考慮すると印刷屋さんの方が安いんですね(印刷屋さんだと1000枚で1万円弱)。そこで、あの手この手で紙の入手先を探すのですが、今までの私の入手先が1000枚で1800円+送料(@2.3円程度)でした。

今回初めて注文したネットの紙専門店。なんと、驚きの@0.63円!単価が一気に1/4ぐらいになりました。ただし、A4用紙を2000枚単位で購入して裁断して貰う形になるので、ハガキサイズだと8000枚になります。用紙代4200円+裁断料315円+送料560円で、総計5075円也。今までの2000枚分程度の価格で8000枚入手出来たのですが、一生の内に使い切れるかどうか・・・。

紙の専門店ですから、紙質も選んで注文出来ます。私が注文したのは上質紙135kというタイプで、1枚あたり約2.35gで1000枚の厚さが約18.5cmでした。前述の@2.3円の用紙が1枚3gですから、比べると少しだけ薄めになりますが、発送する際の送料も少し節約出来るし、実用上問題ない厚さで丁度いい感じでした。

とうとう我が家にも靴箱がやってきた!

アマチュア無線で交信すると交換するQSLカード、これ2ヶ月に1回ビューロと言うシステムで区分けされて各アマチュア無線家の元へ届けられます。簡単に言えば、コールサインを住所代わりに配達してくれる、年賀状システムみたいなもんですね。今日帰宅すると、そのQSLカードがビューロから届いていました。今日が配達される「お正月」だった訳です。

このQSLカードの配達、数ヶ月前の交信の分が仕分けされて送られてくるので、届く枚数が数ヶ月前の交信数のバロメータであったりもするんです。

で、今回届いたのがこの箱。通称「靴箱」と呼ばれていて、私の所には初めてこのサイズで届きました。重さ3.2kg、中のカードを積み上げると25cm、大体感覚的には1,000枚ぐらいかなぁ。今我が家には、ビューロへ向けて発送待ちの約4.2kgの「靴箱」も鎮座しております。

私には憧れの「靴箱」だったんですが、上には上があるもんで、噂によると、さらに上の「靴箱大」、「みかん箱」が存在するそうです。「靴箱大」で2,000枚ぐらいでしょうか?「みかん箱」だと万単位でしょうねぇ。2ヶ月で万単位の交信・・・考えただけでも恐ろしい。ただこうなると、2ヶ月では整理しきれず、整理し終える前に「みかん箱」が届くと言う、悪循環に陥るそうです。当然交信するのも整理するのも同じ人な訳で、交信するか整理するか、どちらかしか出来ない訳で・・・。

かく言う私も、このQSLカードが届くと、無線そっちのけでカード整理に精を出すことになります。

離島の旅から帰宅しました

8/20の22時頃に自宅を出発し、8/27の22時頃に帰宅。丁度1週間の離島の旅となりました。

今回は色々な不具合が発生して困難な移動運用の旅となりましたが、何はともあれ全島でなんとか交信が出来て、無事に帰宅出来たことで成功を収めたと言えるでしょう。

各島では到着後に家族で観光し、その後、子供達を遊ばせている間のQRVとなりました。家族の理解、各島の地元の方々の御協力、また交信頂いた各局のおかげで成功を収めることが出来ました。皆様、ありがとうございました。

全ての交信のQSLカードを発行致しますが、本業が夏休み後&期末の多忙ゆえ、発送が少し遅れることを御了承願います。1ヶ月後をめどに発送したいと思います。

各島の詳細は写真の整理が出来次第、追ってレポートいたします。

島名7MHz3.5MHz合計
本島(JIA36-103)2011202
広島(JIA36-105)4545
女木島(JIA:36-102)31765382
男木島(JIA:36-101)25452306
屋島(JIA:36-127)3333
高島(JIA:37-106)3636
合計8861181004

瀬戸内海の島に行ってきます

遅めの夏休みを利用して、瀬戸内の島巡りをしてきます。今回で3回目の島行きですが、今回は初めて家族連れです。子供達がいますので、前回のような無線運用100%旅行とは行かず…でも、下記の時間帯の内で短時間、ゲリラ的に出没して楽しむつもりです。聞こえていましたら、交信をよろしくお願いいたします。

周波数帯は7/3.5MHzが中心になると思います(SSBのみ)。また、悪天候やトラブルの場合、予定変更があるかも知れません。

日付島名市町村オンエアー時間
(下記の中で短時間)
8/21本島(JIA36-103)香川県丸亀市10:00~17:00 / 20:00~23:00
8/22~24広島(JIA36-105)香川県丸亀市オンエアーはほとんどありません
8/25女木島(JIA:36-102)香川県高松市13:00~17:00 / 20:00~23:00
8/26男木島(JIA:36-101)香川県高松市13:00~17:00 / 20:00~23:00
8/27屋島(JIA:36-127)香川県高松市10:00頃か、12:00頃
高島(JIA:37-106)徳島県鳴門市13:00頃か、15:00頃

本島は、瀬戸大橋の途中にある与島の西側にある島で、島からは瀬戸大橋の眺望が見られます。漁師の島だそうで、宿泊予定の民宿では瀬戸内の海の幸がいただけるそうです。

女木島・男木島与島の東の先、高松港の沖合にあります。別名「鬼ヶ島」と呼ばれていて、島内には鬼ヶ島洞窟などの観光地があります。

また高松港の東には、屋島があります。地図で見ると島には見えませんが、川を挟んで四国と離れており、一応、島の扱いのようです。橋を渡って車で行くことが出来ます。

また高松港の東には、屋島があります。地図で見ると島には見えませんが、川を挟んで四国と離れており、一応、島の扱いのようです。橋を渡って車で行くことが出来ます。

高島は、鳴門大橋の四国側、鳴門市にある島で、四国とは橋でつながっています。同じく架橋島である大毛島、島田島とも隣接しています。

奈良V/UHFコンテストに参加しました

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10年ぶりぐらいに、奈良V/UHFコンテストに参加しました。JARL奈良支部が主催でV/UHF帯のみの周波数ごとに時間帯が決められているコンテストですから、地元奈良の各局と交信出来る絶好のチャンスです。

8/14のコンテスト開始時間に合わせて、県内でもアマチュア無線人口が少なく、且つ大阪との県境で標高の高い三郷町に行き先を決め、アマチュア無線専用の車の整備を進めました(整備の詳細はまた後日…)。現地にはギリギリセーフで到着し、各周波数で交信を重ねましたが、どうも他の局が聞こえる局が私には聞こえないようです。標高は高いものの北部にはもっと高い生駒山があるので、その陰に当たる生駒市や大阪府北部方面との交信が出来ないようです。別の山で移動運用している局がドンドン交信を重ねていることを尻目に、私は空振りのCQ(各局呼び出し)が続きました。

翌8/15は反省して、東部の標高が高いサービスエリアを狙いましたが、寝坊してギリギリで家を出ると既に先着のアマチュア無線家あり。早い者勝ちのしきたりで同じ場所では出来ませんから、山を下りて平野部の東端に車を停めて参加しました。やはり標高が低い場所では前日と聞こえる局が変わらず、相変わらず空振りのCQが続きました。

ってな訳で、真剣に参加している方々の足元に及びもせず、ただただ、多くの奈良県内の局と交信すると言う目的は達成したと思います。

一応、結果報告です。

周波数点数
28MHz32*20*23=14720
50MHz29*19*24=13224
144MHz32*19*23=13984
430MHz33*18*26=15444

重複も含めて129回の交信、総勢67局のアマチュア無線家の皆様、ありがとうございました。

激安鉛蓄電池

アマチュア無線の移動運用を行うとき、気になるのが電源です。自宅のようにコンセントを差し込めば電気が取れる・・・なんてことはあり得ないので、色々工夫が必要です。

車のエンジンが掛かっているときは、車のバッテリに接続すればいいのですが、エンジンを切ったまま無線の運用を行ったら、あっという間にバッテリが上がってエンジンが始動出来なくなってしまいます。そこで、長時間本格的に移動運用を行うときには発電機を使うのですが、騒音が発生するのでどこでも使える訳ではありません。で、一番簡単なのが自動車用の鉛蓄電池(バッテリ)を使う方法で、コレなら騒音が発生することもなくお気軽に運用が出来ます。容量が少ないのですが、少し大きめのものであれば、3時間ぐらい運用が出来ますので、私のように車でちょこっと移動運用を行うには、ちょうどいいんです。

ただ難点は、容量が大きいのは価格が高いことで、D23クラスだと2万円前後します。しかも、アマチュア無線に使うと鉛蓄電池的には使い方が荒くなるので、極端に寿命が短くなり1年もたないこともあります・・・。ってことで、今回Webで検索して発見、チャレンジしてみたのが韓国製の激安バッテリです。以前に、中古の再生バッテリにチャレンジした時は「売り言葉」に反して全く使いモンにならなかったのですが、その時より少し安いぐらいの価格帯です。クチコミで調べたところ、やや自然放電が大きいものの、普通に使えるようです。送料込みで7000円ほどですから、ホームセンター価格の1/3程度で試してみる価値はありそうです。

80D23Lを購入して実際に少し使ってみたところ、評判通り、使わないときの自然放電は少し大きめと感じました。1週間放置したら、少し補充電が必要な感じです。で、内部抵抗がやや高いももの、容量は充分ありそうです。感覚的には、容量がD23Lクラスで最低ランクの性能(55D23L相当?)、または少し使って性能が若干劣化している感じの性能です。少なくとも、中古品よりは性能は相当高そうです。価格が1/3なので、私のように酷使する用途で、短期間に買い換えるような使い方には向いているバッテリかもしれません。お得感はありました。

最後に一つだけ難点。古いバッテリは送料を払って送れば引き取ってもらえますが、そうすると割安感が減ってしまいます。近所のホームセンターなども、よそで買った物は無料引き取りしてくれないでしょう。

枚方マラソンコンテスト HF部門1位!

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先日のフィールドコンテストの時に、枚方マラソンコンテストの表彰式が行われました。

私が所属する枚方アマチュア無線クラブが、「JK3ZIK 15周年」を記念して行ったコンテストです。5/16~30の15日間に、一般の方は通常の交信を行っていただき、クラブ員局と交信すると点数が高くなります。クラブ員局は数多くの一般の方と交信してその局数を競う内容です。詳細はコチラ

私は現役サラリーマンの「兼業」HAMですから、昼間はアマチュア無線が出来ません。でも所属するアマチュア無線クラブが初めて主催する全国規模のコンテストですから、張り切らない訳にはいけません。それで、あの手この手を使って毎日のように全国との交信を行って、延べ870の交信、総勢636局との交信が出来ました。もちろん、このペースでの交信は私の人生初めての事でした。

その頑張った甲斐あって、「メンバー局 HF部門 第1位」の栄光ある賞をいただきました。優勝を目指していた訳ではなかったのですが、いつもお世話になっている大先輩方を抑えてのまさかの第1位で、これほど嬉しいことはありません。2位の方とは100局ぐらい差をつけてダントツの1位のようですが、その間に行った延べ13回の移動運用のうち、2回少なかったら負けていた計算になります。実は紙一重でした。

うまく写真に撮れなかったのですが、ガラス製の立派な盾まで頂き、感激もひとしおです。無線機の上に乗せて、毎日眺めております。

期間中に交信していただいた全国の636人のアマチュア無線家の皆様、ありがとうございました。

フィールドデーコンテストに参加しました

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8/7~8/8にかけて、私が所属するJK3ZIK「枚方アマチュア無線クラブ」の皆様とフィールドデーコンテストに参加してきました。これは公園など、自宅以外でアマチュア無線の運用を行う「移動運用」を行うと点数が高くなる仕組みのコンテストで、私も20年近く連続して欠かさず参加しているクラブ恒例の行事です。

大勢で参加する楽しみは、皆でワイワイガヤガヤと私の自宅の設備よりも巨大で専門的なアンテナ群が大量に設営出来ること、運用の合間に多くの先輩達と会話を行うことにあります。この集まりのおかげで、私がアマチュア無線を再開したり、HFでの移動運用を始めたり、はたまた島移動のペディションを行ったりするようになりました。

さて、今年のコンテストでの交信結果です。

周波数交信数マルチ(都道府県数)得点
3.5Mhz11937119*37*2=8806
7Mhz7125
50Mhz11
144Mhz32
430Mhz33
合計19768197*68*2=26792

合計の点数も計算しましたが、今年は、3.5MHzシングルで書類提出してみようかと思っています。https://www.facebook.com/plugins/share_button.php?href=https://www.enkai-net.jp/jq3btu/blosxom/ham/a201008100748.html&layout=button&size=small&width=69&height=20&appId https://social-plugins.line.me/widget/like?url=https%3A%2F%2Fwww.enkai-net.jp%2Fjq3btu%2Fblosxom%2Fham%2Fa201008100748.html&includeShare=true&lang=ja&type=like&id=0&origin=https%3A%2F%2Fwww.enkai-net.jp%2Fjq3btu%2Fblosxom%2Fham%2F&title=Enkai-Net 

日本百名城を頂きました

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東京歯科大学創立120周年記念アワ-ド 日本百名城

2009年1月1日~2010年12月31日の期間に、日本百名城に選定されたお城の所在地である各都市と交信すると達成するアワードです。沖縄の今帰仁城(国頭郡今帰仁村)・中城城(中頭郡中城村)・首里城(那覇市)などもあって、完成はなかなか難しいのですが、50城を達成するとまず賞状が頂け、その後10城単位で頂けるステッカーを集めて100城で完成するシステムですから、賞状を頂くのは比較的簡単です。私は90城までステッカーを頂き、あと8都市を残すのみとなりました。私が住む奈良県にも高取城(高取郡高取町)があるなど、リストを見るだけでも勉強になります。

東京歯科大学創立120周年を記念して企画されたそうで、東京歯科大学アマチュア無線クラブが発行されています。