ICOM用アンテナ自動切替器をバージョンアップ

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リクエストを頂き、ICOM用アンテナ自動切替器をバージョンアップしました。アンテナを選択すると同時に、同一周波数帯内を分割して選択信号を3桁でBCD出力します。CD78やCD160なる短縮ダイポールがあり、短縮故に同調範囲が狭いためマッチング回路を選択するためにあると便利な機能だそうです。
UIとしては1.9~7MHz帯の3つのバンドごとに最大8個の周波数を設定しておき、無線機の周波数を変更すると・・・

設定した周波数を境に周波数ゾーンを出力します。既存回路流用のため出力端子数の都合でアンテナ5本+2進数3桁での出力としたので、CD78やCD160と接続するには2進数を展開する必要があります。世の中には便利なデコードICがあるので、フォトスイッチで直接制御出来るようオプション基板も作ってみようと思ってます。

クリエイトデザイン社のホームページからカタログ写真を拝借してきました。例えばCD160だとバンド内を5分割しておりリモートコントローラのツマミを回してマッチング回路を選択するらしいです。整合機の中に12V駆動の電磁リレーが入っているようで、アンテナ切替器用の12V、マッチング回路選択用の12Vを同時に出力することで、完全に自動で切り替える事が出来るようです。
クリエイトデザイン社のアンテナ専用機能になりますが、さて、需要はいかほどに。

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