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ICOM用アンテナ自動切替器その後

ICOM用アンテナ自動切替器をバージョンアップで周波数帯内を分割してCD78用に3bitのBCD出力に対応しましたが、BCDのデコード用ICがやっと届いたので仮組みしてみました。74HC138で2進数をデコードしてフォトカプラを駆動するだけの簡単な回路です。
無線機のVFOのダイヤルに合わせて本機に表示した周波数がスムーズに変化し、事前の設定に合わせてアンテナ選択表示がANT:1-1~8と変わるのに合わせオプション基板の出力も1~8と変化する事が確認出来ました。
残すミッションは基板の設計です。

ICOM用アンテナ自動切替器をバージョンアップ

リクエストを頂き、ICOM用アンテナ自動切替器をバージョンアップしました。アンテナを選択すると同時に、同一周波数帯内を分割して選択信号を3桁でBCD出力します。CD78やCD160なる短縮ダイポールがあり、短縮故に同調範囲が狭いためマッチング回路を選択するためにあると便利な機能だそうです。
UIとしては1.9~7MHz帯の3つのバンドごとに最大8個の周波数を設定しておき、無線機の周波数を変更すると・・・

設定した周波数を境に周波数ゾーンを出力します。既存回路流用のため出力端子数の都合でアンテナ5本+2進数3桁での出力としたので、CD78やCD160と接続するには2進数を展開する必要があります。世の中には便利なデコードICがあるので、フォトスイッチで直接制御出来るようオプション基板も作ってみようと思ってます。

クリエイトデザイン社のホームページからカタログ写真を拝借してきました。例えばCD160だとバンド内を5分割しておりリモートコントローラのツマミを回してマッチング回路を選択するらしいです。整合機の中に12V駆動の電磁リレーが入っているようで、アンテナ切替器用の12V、マッチング回路選択用の12Vを同時に出力することで、完全に自動で切り替える事が出来るようです。
クリエイトデザイン社のアンテナ専用機能になりますが、さて、需要はいかほどに。

和歌山県すさみ町、古座川町で運用を来ないました

翌朝の所用の前乗りですさみ町に立ち寄り、移動運用を行いました。夜に3.5MHz、翌朝は7MHzのFT8です。何度も来ている場所ですが、移動運用は初めてでした。

お決まりの駐車場をお借りしたお礼を兼ねての買い物。和歌山産不知火(熊本産で言うデコポン)がめちゃくちゃ安く買えました。4つで160円です。柑橘類の中でも酸味と甘さのバランスがよくて、三女が大好きなのでいいお土産になりました。

帰りに古座川町に立ち寄り、7Mhz/3.5MHzの運用を行いました。ここも何度か来ていますが、移動運用は初めてでした。山に囲まれた場所なので心配でしたが、コンデションに助けられ楽しむ事が出来ました。